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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮宗敎界の紛乱」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1923年6月15日
本文
法廷に醜態を曝け出した朝鮮佛敎
次に朝鮮佛敎新舊徒の紛争は既に久しき事件であるが終に法廷の問題となつた、縷々報道するが如く京城寿昌洞覺皇寺内に主義主張の全く相違せる參十本山の聯合寺務所敎務院と之を以て親日派或は売敎奴とする統務院とは、其の覺皇寺なる寺院の權利問題に就き敎務院側は、中途にして侵害し來れるものなれば立退くべしと主張し、建物立退き訴訟を京城地方法院に提起し何れも代理人を出し法廷に於て互に紛争醜態を論じたが就中公判日裁判所に於て原被両告が殴り合ひをなし、所轄警察に引致さるゝなど沙汰の限りを演じ、今や昨冬設立したる財團法人も行き悩みの態である。
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