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記事題目

「朝鮮佛敎大會の法要順序決る 第二日十月十二日訓練院に於て行ふ 朝鮮殉難横死亡霊竝無縁亡霊の爲の」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1929年10月4日

本文

朝鮮佛敎大會の法要順序は大會準備委員に於て種々詮衡協議の結果左記の如く決定し、此程佛聯本部へ同意を求めて來たが本部では直ちに幹事會議に附して何ら異存の無き旨を返電した尚右法要は最も厳粛にして一糸乱れず佛式法要の範を示す意嚮であると言ふ。
△參十一本堂読經の位置に參進△読經了つて舊位に復す△各宗管長読經の位置に參進△參歸禮文、各宗代表弔文、了つて各宗管長舊位に復す△施主(大會委員長)弔文△來賓弔辞△各宗參列読經の位置に參進、右代表者焼香△朝鮮各寺院參列者、京城佛敎各宗聯合會、中央敎務院役員朝鮮敎團本部員竝同支部代表右に同じ△王公族御代表焼香△親任官同待遇、親神職焼香△主催者代表挨拶
朝鮮佛敎大會出席の顔触略整ふ 現在の所五十餘名 朝鮮佛敎大會へ内地から遙々出席する佛敎各宗派管長竝に宗務長學校長佛聯幹事其他の顔触れは去月末日現在で左記の如く決定しており官辺では文部省宗敎局から西山局長か松尾課長が出席する事に略決定を見る
融通念佛宗管長山下戒全、同敎學課長木霊禅山△本派本願寺執行斯波随性△時宗管長代理小林大空、同執事長代理木戸定○△天龍寺派管長代理村上独潭△興正寺派總務青樹波水△禅林寺派管長代理稲村修道△天台宗座主梅谷孝水△曹洞宗管長代理上野舜頴(以下略)
鮮佛大會に於る講師の顔触れ 佛聯に於て斡旋 朝鮮佛敎大會が十月十一、十二日の両夜京城公會堂に於て開く佛敎公開講演會の講師は佛聯本部に於て色々斡旋を取りつゝあるが大體に於て左記の五氏に決定を見るものゝ如くである。
豊山派管長加藤精神氏△浄土宗執綱渡邊海旭氏△京城大學敎授文學博士赤松智城氏△東洋大學敎授加藤咄堂氏△文學博士高楠順次郎氏
佛聯幹事總會 の決議事項 既報、去月二十八日開催の佛聯幹事總會の決議事項に就て本部では左記の如く發表した。
1、朝鮮佛敎大會建議案及講演會講師其他に關する件
(イ)大會に提案すべき内地佛敎各宗派の建議案及び意見書は十月十日打合せ會に於て取纏め詮議の上本會より一括して提出すること
(ロ)講演會出席弁士は左の四氏に依頼し大會本部へ豫告すること(既報)
(以下略)

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