植民地朝鮮の日本人宗教者

西本願寺法要參拝のため來京中なる朝鮮人權忍波、金性律、宗煥岳、朴定憲、揚済厳の五氏は十八日法主に依つて得度式を受け同時に俗名と同様の法名を授けられたり、正參品朴銃黙氏は特別歸敬式を受け弘道の法名を授けられ、朴下萬和尚は特に五條袈裟を受けたり、右の五氏は朝鮮に於ても非常なハイカラにして殊に朴下萬和尚は朝鮮大邱龍圓寺の住職にて朝鮮に於て律宗の僧侶としても有名なものゝ由