top of page

記事題目

「大派の朝鮮全開敎使 けふから医療を習得 先生は聖徳病院長ら 開敎史上正に一エポツク」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1940年4月18日

本文

開敎使はよろしく医療知識を習得して開敎の効果を百パーセントならしめようといふ立場から大谷派の朝鮮開敎團では昨年度の總會に於て全開敎員の医療習得講習會を決議したが今回いよいよ其第一回の講習會を今十八日から二日間京城府元町一丁目の佛敎慈済院に於て開催開敎上必要な医療について充分の知識を習得することになつたがこれは正に朝鮮開敎史上一エポツクを畫するものであると各方面から至大の注目をあつめてゐる、講師は聖徳病院長日高○參氏外數氏で医師法に抵触せざる施療一般につき全開敎使員が敎授を受ける。尚主唱者の上野開敎監督は往年滿州國間島に於て施療に従事しつつ鮮滿人に佛陀の慈悲を説き多大の効果ををさめたこの方面の先覺者である。

bottom of page